テレビの影響  龍の瞳社長今井隆が毎月書いています

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お酒の専門誌「たる」に連載中です 2019年11月号 ナンバー26

テレビの影響

龍の瞳Ⓡがテレビ番組で紹介されると、瞬間的にたくさんの注文が入る。もっぱらインターネットによるもので、電話やFAXでの注文はあまり来ない。
放映時間が例えば10秒などと短いと、がくんと落ちる。やはり購入意欲が醸し出されるには、ある程度の時間が必要で、私は少なくとも20秒だと思う。人の気持ちが動かされて、メモを取ったり、ホームページを検索したりする。その結果、放送が終了してから1時間以内にアクセスが集中するのである。
昨年12月に放映された日本テレビ系列「ザ!○○」では、有名バンドグループ「T」 や農家の皆さんの前で、全国・米食味分析鑑定コンクールの審査委員長を長く務められている方が「龍の瞳という米は、日本で最もインパクトがあるお米です」と発言された。さらに弊社の商品袋や国内航空会社の国際線ファーストクラスの機内食に採用されたことなどを45秒ほど紹介していただいた。
 放送後、通常の10倍ほどの注文が24時間内にあったが、このうち半数は最初の1時間以内に集中。龍の瞳Ⓡを取り扱っていただいている販売店からもおびただしい発注があった。
 今年6月の同番組でも再び取り上げられ「T」のメンバーが実際に龍の瞳Ⓡをかまどご飯で食べて「甘さが続く」、「これば女の子だ!」などと2分30秒ほど紹介された。しかしこのときは、12月の放送の半分ぐらいの注文数にとどまった。
当時は、一部商品に売れきれがあったものの、単純に放映時間の長さだけではなく、やはり突き動かされる動機が重要だと思い知られた。
9月にはBS朝日放送の「飲食店を訪問して有名料理人であるDさんが食べ歩きを行う番組」で取り上げられた。東京都港区広尾の和食処「山藤広尾店」で龍の瞳Ⓡの土鍋ご飯を食べるシーンが2分ほど放映。料理研究家の服部幸應さんと関わりがあるお店で、龍の瞳Ⓡのはさ干し米を、かれこれ8年ほど前から使っていただいている。
番組のなかでDさんは、「ご飯が気を付けして、口の中に入ってきている気がしましたわ」と発言。一流の料理人ならではの、どきっとする表現だと思った。
このときの注文は、それほど多くはなかったが、お店のある広尾界隈を中心に渋谷のデパートや販売店からは沢山の注文をいただき、番組の影響力を感じた。
今までの経験では、テレビ放映でとっさに購入されるお客様は、やや移り気でいらっしゃるようで、ひと段落すると前の売り上げに戻っていくという傾向がある。
従って、テレビ放映への過度な期待は禁物。地に足を付けた販売戦略が求められるのである。メルマガや広報紙で、お客様に直接働きかけ、関心を持ち続けていただくことが非常に大切だと実感している。
さて、実は「ザ!○○」に、私自身が出演することになった。福島市の「ザ!○○」現地での一回目の収録が8月に終わり、その後、10分程度の電話取材も受けた。
この番組の制作会社の方と、ひざを交えて話す機会があった。「分かりやすく、ヘェーという驚きや感動を視聴者と共有できる番組づくりを目指しています」とのことだった。そういう視点で見ると、番組の制作構想段階から「良く練られている」と改めて感じた。私にも制作スタッフから時々、連絡があるので感じるままに意見を述べさせてもらっている。「ザ!○○」は、2000年から始まっており、19年以上続き15%以上の高視聴率を誇る番組である。稲作という観点で、これからも関わりが持てれば良いと思っている

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