キーボード

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 私事で恐縮ですが、ひらがなのブラインドタッチで文章を書いています。
 今までたくさんの人に会ってきましたが、ひらがなのブラインドタッチをする方はおられませんでした。
 そして、そのことを話すと、異口同音に驚かれるのが常でした。
 中にはひらがな打ちだと話すと、呆れたような顔をされる方も見えます。
 若いころに、作家志望でした。
 毎日、一時間以上キータッチの練習をして、約2か月でブラインドタッチができるようになりました。
 34歳のころです。
 ひらがな入力にしたきっかけは、ローマ字入力だと脳がそのような思考にになり、日本語で文章を表現する日本文学にはふさわしくない入力方法だと聞いたからです。
 ローマ字だと例えば「け」を入力するには「k」、「e」と入力しなければなりませんが、ひらがな入力ですと「け」だけで済み、母音を除いてですが、理論上は半分の時間で済むことになりますね。
 ところが最近、いろいろな問題が生じています。
 中にはひらがなのキーボード表記がないものもあります。ブラインドなので、それは構わないのですが、タブレットなどになりますと、キーボードが狭くなるので配列が違うことが多いのです。
 そうなるとブラインドタッチの意味が半減します。
 写真のキーボードの白丸のところは、シフトを押してキーをタッチしないと「ろ」、「む」、「へ」が入力できないのです。また、濁点の「゛」の表記はありますが、「゜」は表記さえもないのです。
 このキーボードメーカーは、「logicool」という会社でいわば一流なのです。
 このままでは私のように日本語文化に根差した「ひらがな打ち」は、片隅に追いやられてしまいそうです。
 logicoolのキーボード
20160521-1
20160521-2
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