1

「いのちの壱」種籾の販売にあたって

 株式会社「龍の瞳」(本社岐阜県下呂市、今井隆社長、以下弊社)は、登録商標「龍の瞳」(ブランド名)の原種である「いのちの壱」の種籾販売を始めました。目的をひとことで言えば、「いのちの壱」の銘柄で質の良くない米が一部に出回っている現状を改めることにあります。原種の適正管理のもとにできた種籾を広く流通させることで、検査機関に対しては銘柄認定に必要なより実質的な判断指標を提示できると考えました。不適切な形で種籾が流通するのを抑え込むことで、「いのちの壱」の品質の安定性を高め、ひいては銘柄そのものへの信頼をより強いものにしていきたいと考えております。

 米の品種と産地、産年などの品質表示は、農産物検査法に基づき、正規の検査機関の証明によって行われております。各都道府県の検査機関が、申請によって指定した「産地品種銘柄」に該当するかどうかを検査し、公正さを担保する制度です。

 産地品種銘柄は、当該産地のすべての検査機関で検査できる「必須銘柄」と、特定の機関で検査可能な「選択銘柄」に分かれます。「いのちの壱」は現在、岐阜県をはじめ十一の県で選択銘柄になっております。中には、弊社から種籾を供給していない業者からの申請に対して、銘柄の検査証明が出された例もありました。その一方で、弊社由来の種籾ではなかったため、「試験栽培を2年間行って申請したが、銘柄証明がもらえなかった」として、弊社からの種籾供給を検討している生産者の方もいらっしゃいます。

 頭を抱えているのは、原種管理されていない種籾を、自家採取由来のルートで購入されてしまった生産者の方が全国にいらして、「生育がバラバラになっているのはなぜか」「玄米が小さい」などの問い合わせが、弊社に寄せられていることです。

 

 「いのちの壱」の原々種は、2000年9月に下呂市内にあったコシヒカリの圃場(ほじょう)で今井隆が発見しました。その種籾を翌年に播種して籾を採り、2002年に試験栽培。その結果をもとに、2003年4月に農林水産省に品種登録を出願。2006年に「いのちの壱」の名で品種登録を受けました。その後、事情があって育成者権は消滅しています。

 この間、2004年の原種の種籾を2013年に再発芽させました。それが現在の原種管理の元になっています。一本ずつ移植した中から、穂ぞろいが良く、玄米の品質が良いものを選別。専門の株式会社「中島稲育種研究所」(埼玉県久喜市)に預けて管理をお願いしてきました。そこに至るまでには、食味の良いものを選別するのに予想以上に時間がかかりました。また、一本ずつの特性が微妙に違うこともわかり、原種管理の大切さを、弊社としても改めて理解し直す機会にもなりました。

 なお、管理された種籾を栽培していいただいたとしても、その後の生育においては、土壌や栽培方法の影響を受けます。弊社としましては、種籾販売に当たり、弊社が培ってきた栽培方法を簡易マニュアルなどでお伝えして、「いのちの壱」の特性をより引き出せるよう応援もさせていただく所存です。併せて、自家採取につきましては、原種管理の厳しさと大切さをご理解いただいたうえで、決して行わないよう「禁止」させていただくということで、お願いとお約束もさせていただいております。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 

2021年2月

株式会社 龍の瞳

代表取締役 今井隆

2022年2月~発送開始予定

2021年4月20日で本年栽培用種籾は受付終了となりました。
本年用種もみご希望の方はコチラよりお問い合わせください。

購入方法は下記よりご覧ください。

稲における自家採取・自家増殖の問題点

1

種子品質の劣化

他品種が混ざるなどして、お米の粒が小粒になったり、穂揃いが悪くなるなど種子として品質が劣化します。

品種の特性が失われる

2000年に今井隆(㈱龍の瞳社長)が発見した「いのちの壱」の特性が、自家採取を繰り返すことで遺伝的浮動などにより変質していきます。

銘柄確認の必要性

異品種・他品種が混ざっている可能性から、遺伝子鑑定の確認など、銘柄が正式に名乗れなくなることがあります。

「いのちの壱」の "原種管理"とは

「いのちの壱」の "原種管理"とは

原種栽培

専門家・種苗会社の管理の下、種子保管から移植の過程で他品種が混ざらない様に十分に注意し、専用の圃場で栽培しています。

異種の抜き取り

種子「いのちの壱」として高い純度を保つために、異品種・異形株を早期に完全に排除し品質を均一にします。

審査・検査

収穫した均一な種子の中から、良質で食味の良いものだけを選び抜きます。弊社の審査・検査を経て販売されます。

株式会社龍の瞳では、後世に「いのちの壱」を伝えていくため、

原種と種子(種籾)の管理に取り組んでいます。

だから

株式会社龍の瞳の「種籾 いのちの壱」は

種籾「いのちの壱」の販売 詳細はこちら

購入方法(来年分予約)について

弊社公式オンラインショップから購入いただけます。

その際のご注意点

  1. 購入ページより「覚書」をダウンロードし、同意できる方はご購入へお進みください。

  2. ご購入の際のお支払方法は「代金引換」のみです。

  3. ご購入と併せて、ダウンロードした「覚書」を2部印刷・署名し、弊社までご郵送ください。

  4. 覚書を弊社にて確認後、正式書類を送付いたします。その後種籾を発送いたします。

  5. 2021年4月20日で本年栽培用種籾は受付終了となりました。(来年分予約受付中)

3

「いのちの壱」・種籾販売・栽培に関するお問い合わせ

株式会社 龍の瞳

 

〒509-2512

岐阜県下呂市萩原町大ヶ洞1068

TEL 0576-54-1801

FAX0576-54-1836

0