2001年4月 | 取り分けた原種を播種して栽培、新品種だと確信 |
2002年4月 | 2aのほ場で試験栽培し農林水産省に提出する品種登録を作成 |
2003年4月 | 農林水産省に「龍の瞳」として品種登録出願 その後、品種名を「いのちの壱」と変更。龍の瞳Ⓡは商標取得。 |
2004年 | 龍の瞳生産組合結成、試験栽培を行う。これ以降、圃場から種籾が盗難される事例が続発する。 |
2012年11月 | 龍の瞳生産組合から脱退して「いのち壱」を生産するグループが生じ、種籾を契約に違反して持ち出す。 |
2013年4月 | 2004年の原種をもとに、一本植えで穂ぞろいが良く、形質が良い個体を十数体選別し、 その後、株式会社中島稲育種研究所に委託して、更なる個体の系統化を行う。 |
2016年11月 | いのちの壱の原種の確定作業が終了し、これ以降、正当ないのちの壱の品種として、龍の瞳生産組合内で流通させる。 |
2018年8月 | 農林水産省に対して相談する。問題点について、理解を頂く。 |
2018年 | この頃、原種管理がなされていない不正な「いのちの壱」の種籾が広く流通するようになり、 弊社にこれらの不正な種籾を購入された生産者から、「出穂がバラバラになっているのはどういうことですか?」 などと問い合わせが頻繁に来るようになったり、「いのちの壱の種が小さくなっている」などの情報が寄せられたりした。 実際に弊社の龍の瞳Ⓡの契約農家以外のほ場では、異株が目立つなど、品種特性がバラバラになっていることを確認した。 |
2019年3月 | 「いのちの壱」の産地品種銘柄を選択している各県の「農産物銘柄認定等意見聴取会議議事録」を取り寄せてから 検討した結果、 種籾の入手先について、弊社からの入種を明記しているものが少なく、問題点が明らかになってきた。 |
2020年2月 | 以上の状態に鑑み、弊社ではこれらの不正ないのちの壱の種籾を排除する必要性を感じて、試験的に種籾の販売を開始する。 |
2020年9月 | 地方農政局に対して、文書を発出し、参加の県などに対して注意喚起をお願いする。 |
2020年10月 | 46道府県に対して、地方農政局と同様に文書を発出する。 |
2020年10月 | いのちの壱の種籾の販売を開始する。 |