グローバルG.A.P.認証を取得しました

(株)龍の瞳の方針と認証取得の目的

(株)龍の瞳は生産者の方々と連携を密に協同で、より安全で安心な商品を提供できるよう国際的に認められた機関(グローバルG.A.P.)が発行する認証の取得に取り組むこととしました。
認証の取得には、生産工程の管理、農薬・肥料の保管や使用状況の管理等を記録することが必須条件となっており、その作業により生産者が生産工程の効率化を図ることができ、農薬や肥料の管理を明確化し生産者とのコミュニケーションを円滑に行うことができ、万が一事故が発生した場合、原因・責任の所在を明確にし消費者の方が食される商品の安全性の向上を目指すことを目的としております。
2018年5月18日にグローバルG.A.P.認証の更新をすることができました。今後は弊社の契約農家(生産者)すべてが取得できるよう推進するとともに、国際社会に貢献できるよう努力致します。

グローバルG.A.P.の内容

グローバルG.A.P.は、ヨーロッパから始まりました。デパートやスーパーが食の安全性を確認するために、生産者にどのように作られた作物なのかを証明させたことが始まりで、日本語で言うと「世界的な良い農業の規範」です。農業生産工程管理をしっかりとしなければなりません。
そのために、・ 生産者の安全管理 ・生産物の安全性の確保 ・生産環境保全 ・未来永続的な営農が必要です。
グローバルG.A.P.は、オリンピックロンドン大会から供給農業生産物に必須とされました。東京オリンピックでも、グローバルG.A.P.水準の農産物を供給することとなっています。
日本では、合計400件(軒)の農家、企業が参加しています。大きなところでは、北海道が1ヶ所で農家60軒が参加しているのが一番大きな生産組織です。
岐阜県では、(株)龍の瞳が1番目の取得となります。
グローバルG.A.P.認証取得については、農家だけが取り組む場合と農家企業が一体となって取り組むパターンがあります。企業はグローバルG.A.P.を管理できる能力があるのかが問われ文書管理規定、農場管理規定、生産工程管理規定などの整備をする必要があります。生産者は生産工程管理規定に沿って生産工程を確実に記載励行する必要があり、企業は生産者の生産工程をしっかりと管理できる資質があるのかが問われます。
また、認証を取得した証としてのステッカーなどは貼付けできません。これはヨーロッパでは当たり前の流通となっていることや、スーパーなどからの要請で始まった制度であるために、いわばお店が知っていればそれで良いという仕組みになっています。生産する側からするとメリットの少ない制度ですが(株)龍の瞳では生産の安全性を担保するにはとても良い方法だという判断で挑戦してきました。また、海外に輸出するには、とても有利に働くことも考えられます。

岐阜県の取組

2020年の東京五輪・パラリンピックを見すえ県産食材の利用促進を図る官民組織「県『東京オリ・パラ』県産農畜水産物利用促進協議会」が2017年5月22日発足しました。

リンク

一般社団法人 GAP普及推進機構/GLOBAL G.A.P.協議会(GLOBAL G.A.P.協議会
GLOBAL G.A.P.協議会(https://www.japan-globalgap.com/%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85-introduction/)

農林水産省 民間団体による第三者認証を備えたGAP(http://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/gap/global_gap.html)

社長 今井隆による、グローバルGAP取得について

併せて、株式会社龍の瞳 代表取締役社長 今井隆によるグローバルGAPについての記事をご覧ください。
社長 今井隆による、グローバルGAP取得について

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